賃貸住宅DIYの復旧義務
賃貸物件を借りる場合は、契約を解除して引っ越すときには原状回復をする義務があります。
原状回復というのは普通の生活で劣化した部分以外で、例えばDIYで壁に棚を作ってしまったなどをした場合に、棚を取り外し壁に穴が開いているなら穴埋めをして復旧しなければならない義務です。
少し前までは原状回復義務はどこまでが借主の負担になるのか、ということでトラブルも多発していましたが、現在ではガイドラインも作られたことにより賃貸での復旧はどこまでしなければいけないのかということが決まってきています。
ただDIYなど部屋を大きく改造してしまう場合は、原状回復に必要な費用が高額になってしまうこともあるので注意が必要です。
あとからはがせる壁紙があったり、釘を打たなくても棚を作れるなど便利なアイテムも登場しているので、うまく利用して自分らしい部屋を作っていくとよいのではないでしょうか。
部屋を傷つけないように改造していくのがポイントです。
賃貸で知っておきたい義務とDIYについて
個別・集合住宅を問わず、賃貸においては契約約款に沿って使用すれば大きな問題が発生することはありません。
一方、トラブルになりやすい点があることも事実としてあり、その代表的なものが原状回復です。
賃貸では入居者に原状回復義務が生じ、退去をする際には入居時と同じ状態にして返す必要があります。
トラブルが多いことから、現在、国交省ではガイドラインを設けており、ここでは原状回復に関して経年劣化や通常の使用による損耗等の場合には不要としています。
では、定義に該当しない画鋲などの使用はどうなのかという点がありますが、画鋲などは通常使用の範囲内であれば不要になっているケースが多く見られます。
但し、ケースバイケースであり、トラブルを避けるには事前に確認をしておくことが重要になります。
原状回復義務を考えた場合、DIYはNGとなりますが、最近では新しい形として認められてるタイプが出てきており、ここでは入居者がリフォームをすることが可能です。
契約の際には複数の書類が必要になり、通常の賃貸借契約書の他にDIYに関する、工事の申請書・工事の承諾書・工事の詳細な取決めに関する合意書を取り交わすことになります。
◎2024/1/4
情報を更新しました。
>賃貸物件のオーナーは善き管理会社と契約することが大切です
>オール電化の賃貸物件を選ぶメリットとデメリット
>賃貸物件で通信費が無料のところはあるの?
>賃貸物件の修繕費の借主と貸主の負担について
>賃貸住宅に高齢者が住む場合の注意点とは?
◎2022/5/10
情報を更新しました。
>管理会社が行う賃貸物件に対するメンテナンスの複数の事例
>住んでいる住宅に飽きやすい方に最適な賃貸
>賃貸物件を借りるときに必要な初期費用とは
>ライフスタイルに合った物件選びと賃貸住宅の特徴
>賃貸に住み続けるか持ち家を購入するのではどちらがお得か?
◎2019/6/12
和室がある賃貸物件のメリット
の情報を更新しました。
◎2019/3/29
一戸建て賃貸ならではのメリット
の情報を更新しました。
◎2019/2/15
単身者とファミリーで条件は異なる
の情報を更新しました。
◎2018/12/18
賃貸住宅DIYで理想の家づくり
の情報を更新しました。
◎2018/9/14
賃貸住宅DIY時に近隣へ挨拶
の情報を更新しました。
◎2018/8/31
サイト公開しました
に関連するツイート